近年、VRChatやClusterといったアバターを用いたバーチャルプラットフォームが人気を集め、PCだけでなくスマホからアバターを使用したアプリも多く生まれるなど、アバターやそれを使っての活動が身近になりました。
自分のアバターを持ちたい、アバターを使って活動したい、という人のためのキャラメイク,アバター作成サービスも提供されています。
スマホアプリも充実し、アバター作成から配信までスマホ一つでできるようになりました。
今回と次回で、スマートフォンでアバターを作れるアプリ、VRoidモバイルについて筆者が実際にアバターを作りながら解説していきます。
今回使用した端末は、iPhone XRです。
VRoidモバイルのオススメポイント
ピクシブが提供するVRoidのサービスにVRoid Hubというものがあり、作成したアバターをアップロードし公開することができます。また、誰かが公開したアバターは、作成者の許可する範囲内で使用することができます。
またVRoid Hubと連携しているサービスも多く、アバターを作ってすぐにSHOWROOM Vやwaidayoをはじめとする、様々なサービスで使用できることも挙げられます。
連携サービスはコチラから確認できます。
VRoidモバイルの導入
App StoreまたはGoogle Play ストアで、「VRoidモバイル」と検索し、ダウンロードします。
アプリを起動し、利用規約などを読んで同意すると、pixiv IDの選択画面に移るので、持っているpixiv IDでログインするか、pixiv IDを新規作成してください。
アバター作成が始まるので、男性型か女性型から選択しましょう。
アバターの作成
アバター作成はおおまかに「顔」「髪型」「体型」の三つに分かれています。
作成の過程が即座に反映されるため、アバターを見ながら作成することができます。
画面のスワイプでアバターの回転、ピンチでアバターの拡大,縮小,移動ができます。
また、一度完成させたアバターも再度編集し直すことができるので、気軽にアバター作成ができます。
顔
顔型、アイライン、まつげ、目元、瞳、まゆげ、鼻、口、耳、リップ、チークの項目に、プリセットやパラメータがあり、それらを編集できます。
アイラインやまつげ、瞳やまゆげは、色を変更することも可能で、瞳に関しては、左右で違う色にすることもできます。
パラメータはスライダーによって細かく設定ができ、色の変更はスライダーやパレットで調整できます。
アバターの性別による差異はあまりありませんが、チークのプリセットが女性の方が多かったり、顔型のパラメータの数が男性の方が多かったりします。
髪型
用意されたプリセットの中から選び、色を変更することで設定できます。
プリセットは全部で41種類あり、男女どちらのアバターでも同じものが使えます。
色の変更は目の色と同じように、スライダーやパレットで調整できます。
体型
頭、肩、腕、手、胴、脚などに各1から3種類のパラメータがあり、それらを編集できます。
加えて、男性アバターは首の長さ、女性アバターは腰幅などにパラメータが追加されています。
初期衣装であるパーカーは、シルエットが若干分かりづらいです。
一度アバターを完成させ、衣装を変えた後に再度編集することも可能です。
アバターの保存
アバターの作成が終わったら、画面右上のチェックマークをタップし、アバターに名前を付けて完成です。
32文字以内であれば、アルファベット、漢字、ひらがな、カタカナのどれを使っても問題ありません。
数字や記号、スペースなど、基本的には問題なく使用できましたが、絵文字や一部の特殊文字には対応していません。
まとめ
前編では、VRoidモバイルの導入からアバターの作成までをまとめました。
アバターを見ながら直感的にプリセットを選んだり、スライダーを動かしたりして作っていくので、簡単にアバターが作成できたのではないかと思います。
VRoidモバイルでは他にも、衣装を変えたり、ポージングをさせたりすることができます。
後編では、アバターの着せ替えやアバターで写真撮影、VRoid Hubへのアップロードなどについてまとめていきます。
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