とあるVTuberプロジェクトが立ち消えになり、魂が入る予定だったLive2Dモデルが無料配布されたことでVTuber界隈が話題になっているのをご存知だろうか?
配布されたLive2Dを使用してVTuber活動をするときは、「星野ニア」として活動するのが条件だったため、VTuber業界に無数の星野ニアがデビューすることとなった。(↓)
こちらのツイートがきっかけ↓
https://t.co/D4sL0wjbU3
こちらにて私がプロデユース予定で1週間で捨てられたVtuberが無料ダウンロードできます。
内容物のご覧になったら私のキャラの愛がご理解いただけるかと思います。
※イラスト、live2D立ち絵、3D全部入ってます。— 目 浮津 (@syannhaineko) September 1, 2020
――ということで、今回はありがたくこの「星野ニア」の体に憑依し、ネット上に無数ある「星野ニア」の魂の一つになってみたいと思います。
Fantiaアカウント作成
ダウンロードの下準備として、Fantiaにアカウントを作成しましょう。
Fantiaはクリエイター支援のためのプラットフォームサイトです。
最近は全年齢コンテンツも増えてきたものの、最初はアダルト系を中心に展開していたこともあって、職場では控えたほうが良いかもしれません(NSFW - Not Safe For Work)。
(※会員登録のときに成人向け画像の表示をON/OFFできます)
アカウント作成と有効化(メール認証)が終わったら、星野ニアの配布ページにアクセスしましょう。
https://fantia.jp/posts/260877
「ファンになる」を選択します。プランは無料/有料とありますが、ダウンロードできるコンテンツに違いはありません。
ページのコンテンツにダウンロード先のリンクが表示されているので、規約をよく読んでから星野ニア関連データをダウンロードさせていただきましょう。
ダウンロードした「hosinonya」フォルダの中に、Live2Dテクスチャ・moc3データ・json設定ファイルなどが入っています。
このファイル群がこの場所に揃っていないとLive2Dが動かない原因になるので、ファイルの中身をむやみに移動させないように注意しましょう。
Live2Dを動かす
ただデータを確認するだけなら、Live2D公式ページからダウンロードできる Live2D Cubism Viewer がオススメです。パラメーターの確認や、マウスに視線を追従させての表情確認などができます。
顔認識ができるLive2Dモデル対応アプリはいろいろありますが、最も手軽なのは2DRでしょう。iPhoneでもAndroidでも使えます。
クラウドサービスやPCからのファイル管理機能を使って、アプリインストール時に生成された2DRフォルダの中に関連ファイルをまとめたフォルダをzip圧縮したものを追加するだけで、アプリからそのLive2Dモデルを選択できるようになります。
これでVTuber「星野ニア」としてデビューする最低限の準備が整いました!
まとめ
Live2Dのクオリティはもちろんのこと、キャラクターのデザインも凝っていますし、一枚絵イラストもついていて、またPSDファイルが付属しているので上着や帽子の取り外しや改変もできるとあって、将来の可能性の広がりを感じるライセンス規約とデータ配布でした。
「初音ミク」がそれぞれのボカロPの手によって、様々な個性をもちながらも「初音ミク」としての個性を共有し概念を広げていったように、「星野ニア」もあまねく存在する概念にまで成長したら面白いですよね。
果たして無数の星野ニアたちは今後どういった展開を見せてくれるのか。今後のバーチャル業界にも目が離せません!