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拡大が止まらないVTuber市場に今から参入するためには何をすれば良いか?【個人・小規模事業向け】

バーチャルYouTuber(VTuber)の躍進が止まりません。

先日は、YouTubeのスーパーチャットの総額ランキングが発表され、上位10チャンネル中7チャンネルが日本のバーチャルYouTuberのチャンネルであることが話題になりました。

第一次VTuberブームが2017年の末ですから、そこから3年もたたずに二桁億円〜三桁億円の市場に成長したことになります。

2011年の声優市場が149億円でしたので(矢野経済研究所調べ)、VTuber市場はすでにひとつの産業として確立したといっても良いでしょう。

市場の拡大はまだまだ続くと考えられますから、筆者は今後数年間はパイの奪い合いはそこまで激しく起こらないと考えています。

そこで、2020年現在、個人や小規模事業者がVTuberデビューして市場参入するにはどんなことから始めたら良いか? いくつかのケースを想定しながら考察したいと思います。

これからVTuber市場に参入することを考えている企業や個人の方の参考になれば幸いです。

ステップ1・キャラクターを生み出す

まずはどんなキャラクターをプロデュースするかを考えましょう。

まったく新しく考えてもいいですし、ネット上での活動実績があるキャラクターや人格をバーチャルYouTuberとしてデビューさせるのもOKです。

企業でも個人でもメジャーなのは前者ですが、後者の例もあります。

キャラクターの名前、見た目、性格なども決めましょう。

活動スタイルにもよりますが、生放送主体でいくのであれば素の自分に近いキャラクターがオススメです。

あまり理想を詰め込みすぎて普段の性格と違いすぎる性格だと、編集が効く動画主体の活動であればハードルが低いです。

ですが生放送ではリアルタイム性の高いリアクションの障害になってしまうかもしれません。

ステップ2・プラットフォームを決める

次に、VTuberとして配信や動画投稿をするプラットフォームを決めましょう。

YouTubeがいちばんメジャーでファンの母数も多いですが、自分のめざす形によっては他のプラットフォームのほうが適している場合があります。

代表的なものは、スマホで配信が完結できるMirrativ、REALITY、IRIAM。

少数のファンと密な交流になる傾向の、イチナナ、SHOWROOM。

3D配信とニコニコ連携が強いバーチャルキャスト。

いくつか実際に試したり、デフォルトアバターで配信をしてみて雰囲気を掴んでみるのもいいですね。

ステップ3・キャラクターを用意する

キャラクターを用意する前に活動スタイルを決めたのは、活動スタイルによってキャラクターの動かし方が変わってくるためです。

なので、「キャラクターを考える→活動スタイルを考える→キャラクターの動かし方を考える」という順番になります。

ここでの最も一般的な選択肢は、「Live2Dモデルをプロに発注するor自分で作成する」です。

それぞれの配信プラットフォームで用意されている機能を使用してアバターを作成しても良いのですが、配信プラットフォームから外に出ることができなくなってしまいます。

活動の経験を積むため、ずっとそのプラットフォームで活動するため、少数の初期ファンを獲得するため、のような割り切りをしない限り、アバターは最初からオリジナルのものを用意するのがオススメです。

キャラクターデザインからアプリで表情を動かすところまで外注する場合、ココナラでの相場は8万円程度〜となっています。

以前は、キャラクターごとに 2D勢/3D勢 のような境界がありましたが、企業勢を中心に最初は2Dで活動を積み重ね、ファンが増えてきたら3Dの体を作成し、2Dと3Dを使い分けるスタイルが定着しています。

3Dの相場はあってないようなものですが、しいていえば50万円〜500万円くらいです。

例えとして適切かはわかりませんが、3Dアバターは一点物の工業製品であり芸術品でもあるので、「金型の相場は?」「絵画の相場は?」みたいな質問なんですよね。

要望を聞いて見積もりをとってみないとわかりませんし、クリエイターの実績にも大きく左右されます。

これは直接取引での制作だけの金額なので、3D用の顔・体・衣装のキャラクターデザイン費用、3D化に付随するPR費用、お披露目放送の場所代・スタッフ代、モーショントラッキング機材の費用、これらをマネジメント・コンサルティングする技術料などは含まれていません。

コストダウンする方法はいくらでもありますが、そのぶんクオリティや自由度は下がります。

個人でやるのであれば、チャンネル登録数が10万人を超えていれば視野に入ってくる投資規模だと思います。

収益を継続的に折半するかわりにこの投資を負担してくれることが、事務所所属のメリットですね。

企業の担当者様におかれましては、「CMを作って流すよりは低コスト」理論で上司から許可を得られるようにプレゼンを頑張っていただきたいと思います。

ステップ4・動画投稿や配信を定期的にする

活動に必要な体を手に入れたら、早速動画投稿や配信をしてみましょう。

綿密な調査や準備を行っても確実な人気を得られるような、いわゆる再現性がある分野ではありません。

視聴者の目にとまる可能性を上げるために数を用意しましょう。

このとき、他の人気VTuberやYouTuberの活動をチェックするのは必須です。

いまどんなスタイルの配信が人気があるのかを知っておきましょう。

できれば自分のモデルケースになるような人を見つけて、スタイルを取り入れていきましょう。

チャンネルにある程度の動画や生放送アーカイブが蓄積されてきたら、ほかのVTuberとのコラボを増やしていき、新しい視聴者層にも自分の存在をアピールしましょう。

よほど自分と相手のチャンネル登録者数に差があったり、多忙を極めていたり、知らない人と関わりたくないという人ではない限り、コラボを断る人は少ないはずです。

コラボをOKしてくれる確率を上げるためにも、ある程度きちんと活動していて、シナジーがありそうな人であることをアピールできるチャンネルに育てておきます。

コラボを申し込む相手も、知らない人とのコラボを積極的にしている人や、共通点が多い人を何人か探してリストにしておくと良いです。

VTuberにとって、TwitterはメリットばかりのSNSなので、ファンとの交流や動画の告知に積極的に使用しましょう。

毎日YouTubeで活動するのは難しくても、ツイートやエゴサなどは負担が少なく継続しやすいはずです。

ステップ5・たまには日常とは別のことをする

ルーティーンの動画や配信を継続するのも大切ですが、それだけでは視聴者に飽きられてしまいます。

例えば、たくさんのVTuberに声をかけてゲーム大会を主催する。

共通する属性や趣味をもつVTuberをあつめてトークショーをするなど、大型コラボ企画を行うのがオススメです。

技術的な挑戦ができる環境やモチベーションがあるのであれば、3D化配信、実写との融合、3Dと2Dのコラボ、自分が得意な分野で動画講座なども普段と違う層へのアピールになるので良いと思います。

「フロー」のコンテンツとは別に、こういった「ストック」のコンテツを増やすことで、チャンネルがどんどん育っていくのではないでしょうか。

登録者数が増え、収益が上がり始めると、ユーザーがユーザーを呼び、加速度的にやれることが増えていきますので、まずはこの正のサイクルに入ることを目指しましょう。

まとめ

VTuberとして業界に参入する方法は多くありますが、勝ちパターンとして確立されたものはそう多くありません。

また、短期間で結果が出るものでもありませんので、すぐに結果を求める企業や個人は早い段階で撤退し、試行錯誤と変化を繰り返してきた企業や個人が生き残ってきた業界です。

また、初期のブームの勢いに乗って一時の人気を得たものの、視聴者を満足させる供給を維持できなかったコンテンツもあります。

数年、十数年のスパンでみたときに、VTuberの長期運用経験があることは間違いなく個人や企業の市場価値を向上させます。

ぜひこの日本社会、企業も個人も一緒になって、世界に誇るバーチャルコンテンツの市場を盛り上げていけたらと思います!

 

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