スマホじゃない、もっとリッチなVRを手軽に始めてみたい!でも何を買って良いのかわからない!
そんな方多いと思います。
VR歴2年、VRゴーグル4台とVRPC4台を所持する私から初心者におすすめするのは・・・
コスパ最強VRゴーグル『Oculus Quest』です。
入門用としてコレを買っておけば間違いありません。
Oculus QuestのおかげでVRユーザーが急速に増えました。VRゴーグル界のiPhoneと言ってしまっても過言ではありません。
目次
Oculus Questの導入
デバイス
Oculus Questの特徴
Facebookの子会社が販売管理するVRゴーグル(HMD:ヘッドマウントディスプレイ)です。
パソコン無しのこの製品だけで良好なVRが体験できる 『スタンドアローンVR』モデルであり、さらにUSBケーブルをVR対応PCに繋げばPCVRとしても使える『Oculus Link』対応のハイブリッドモデルとなっています。
64GBモデル (49800円) と128GBモデル (62800円) がありますが、違いは内部ストレージの容量と値段だけなので、私は64GBモデルを購入しました。SDカードで増設は出来ませんが、酷使しなければ64GBモデルで十分です。
また、『インサイドアウト』というセンシング方式で、内蔵カメラで頭とコントローラの位置を測定しているので部屋に外部センサーを置く手間がなく、どこでもVRが楽しめます。ケースに入れてお家の外でVRを楽しむことだって可能なんです。私もよくノートパソコンとOculus Questを外に持っていって、色んな人に体験してもらってます。
部屋の広さは2m×2mが推奨のようですが、最低でも畳1畳分あればなんとかプレイできます。アプリによっては座りながらでもプレイ可能です。
付属品
HMD1個・コントローラが2個付いていますので、頭と両手がバーチャル空間で同期することが出来ます。腰と足は同期できません。
メガネスペーサーも標準で付いていますのでメガネユーザーも安心です。
充電器とUSBケーブル3m・乾電池2本もきっちり付属しています。
購入方法
主に入手できる場所は以下の4箇所で、上から順におすすめです。基本的に店舗販売はしていません。
Oculus公式
最安値で一番安心して購入できます。
ただし、どうやらグローバルページのようで、所々で英語を読んだり住所を英式で入力したりする必要が出てきます。
また、クレジットカードとPaypalのみの支払いとなり、学生等には少々購入のハードルが高くなります。
海外から発送されるため、到着まで1~2週間ほどかかりました。
Amazon (Amazonが販売・発送する正規輸入品のみ公式パートナー)
唯一の公式販売パートナーで、販売価格は公式よりほんの僅かに高い程度。
ただし、在庫がない場合はマーケットプレイスの登録ショップに切り替わり、価格がショップの時価となるため、販売者と発送者と価格に注意して下さい。
メリットは、Amazonの購入システムと支払い方法が選べるため、購入の敷居はとても低く、在庫があれば国内のAmazon倉庫より発送されるため、納期は早いです。
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【正規輸入品】Oculus Quest (オキュラス クエスト)- 64GB
楽天・Yahoo!ショッピング (並行輸入品)
実は並行輸入品で楽天やYahooショッピングに登録しているショップでも非公式に販売していたりします。
価格はショップによる時価なので、その時々でバラバラです。Oculus公式やAmazon正規輸入品より数段高価な傾向があります。
メリットは、各モールの支払いシステムやポイントを利用でき、また在庫があれば納期も比較的早いため、条件によっては利用しても良いかもしれません。私もポイント還元等を活用してYahoo!ショッピングで購入しました。
在庫問題
リモートワーク化の時勢により、ホームエンターテイメントやVRの需要が増えています。それにより、Oculus Questの在庫が不十分な場合が多々ありますので(2020年8月時点)、購入にはタイミングが重要な場合があります。
特に価格が安い64GBモデルは在庫不足になりやすい傾向があります。
おすすめする理由
Oculus Questの立ち位置
現在、日本国内で支持の多いPC用VRゴーグルを下記に簡単に並べてみます。
20年8月時点 |
Oculus Quest | PSVR | Oculus Rift S | VIVE COSMOS | Valve Index | VIVE PRO |
スタンドアローン | ◎ | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ |
センサー | 内 | 外 | 内 | 内 | 外 | 外 |
フルトラ対応 | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ | ○ | ○ |
入手性 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ▲ | ◎ |
価格 | 約5万円 | 約3.3万+3.3万 | 約5万円 | 約10万円 | 約13.8万 | 約15.5万 |
備考 | 多少重いが万能 | steamVRに非対応 | Questより軽い | コスパが・・ | 指も同期する | 高価だが良質体験 |
上記の表をもとにOculus Questのメリット・デメリットをあげると
メリット
他のPCVRゴーグルより安い
ほぼ唯一のスタンドアローン機でさらにPCVRでも使えるハイブリッド仕様
世界的に普及しており、ネット上での情報が多い
デメリット
人気すぎて入手性が若干悪い(特に安い64GBモデル)
バッテリー内蔵で若干重い
フルトラッキングができない(腰と足は同期しない)
評価 (早い・安い・美味い)
一息で言うなら簡単で安くて汎用性が高いことです。
システムがとてもしっかりしており、スマホ感覚で気軽に扱えます。ユーザーの支持やシェアに勢いがあってネット上に情報もたくさんあり、将来性も高く安心して利用できます。
入手性もそれなりに良く、価格もVRゴーグル最安クラスなので気軽に買えます。今どきのゲーム機も似たような価格帯ですから、満足度コストパフォーマンスは互角以上です。
Oculus Quest単体で良好なVR体験を出来ますし、移植タイトルや専用タイトルも日々増え続けています。後からPCVRをやりたくなったらVR対応のPCを購入すれば、さらにリッチなVR体験もできてしまいます。
VR界隈で有名な、にしかわさん(IntoFree代表)もOculus Quest 推してますね!
「VRを"勉強"したいんですけど良い"本"ないですか」もよく聞かれる。独立した今だからハッキリ言う。
O
c
u
l
u
sQ
u
e
s
t
を
買
え— にしかわ@IntoFree代表 (@MiyuWestriver) April 13, 2020
↑ 誤植などではなく、もともと縦に書かれています。
まとめ
いよいよスマホ感覚で簡単に扱える本格VRゴーグルが出てきました。家にいることの多くなったこの時勢を逆手に楽しむにはとてもおすすめです!
先端技術が好きな人達からパソコン通信が流行った後、世間に広くインターネットが普及したように、今VRゴーグルが先端技術好きに流行っています。きっと10年後にはもっともっとVR・ARが流行っていることでしょう。
一緒にVRを楽しめる日をお待ちしています!
次回は、引き続きOculus Questの【強化編】です。導入したQuestをもっと快適に使うアイテム等を紹介していきます。