Blender ブログ

今、Blender 2.83をインストールした人の為のおススメの設定【後編】

8月 26, 2020

久方ぶりです。

前回の記事に引き続きおススメの設定について紹介していきます。

前半ではインターフェースなどの設定が主でしたが、今回は操作性の設定がメインになります。

前半の記事はこちら

今、Blender 2.83をインストールした人の為のおススメの設定【前編】

こんにちは 皆さんはBlenderのバージョンは何を使っていますか??? 昔からいろんなアドオンを入れてる人や、新しいUIになれない人は2.79だったり、 最近インストールした人やこまめに更新してる人 ...

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選択部分を中心に回転

この項目は 視点の操作 → 周回とパン の中にあります。

初期状態ではチェックボックスにチェックは入っていません。

Blenderではホイールをクリックしたままドラッグすることで視点を回すことができるのですが、この項目はその中心を決めるための項目です。

チェックしていないと場合によっては選択物を周りから見たい場合でも選択物が動き、画面から飛び出してしまうことがあります。

チェックを入れていない場合

チェックを入れている場合

Blenderを使って物を作るときには様々な角度から形を確認することが必要になると思います。

スムーズに選択物の形を確認するためにチェックしておくことをお勧めします。

自動パース

この項目も 視点の操作 → 周回とパン の中、『選択部分を中心に回転』のすぐ下にあります。

デフォルトではチェックが入っている状態にあります。

Blenderには並行投影と透視投影の2種類の投影方法があります。

簡単にいうと並行投影は消失点が無い造形物の形を正確に映す投影方法で、

透視投影は現実のものの見え方に近く、消失点が存在するパースが入った状態で造形物を見ることができる投影方法です。

実際にモデリングするときはこの2つの投影方法を切り替えながら形を整えていくのですが、

このチェックボックスが入っているとテンキーのショートカットによる視点操作を使って視点を切り替えた後にホイールドラッグによって視点を回そうとすると必ず透視投影に戻ってしまいます。

また、透視投影でテンキーのショートカットによる視点操作を行うと強制的に並行投影になってしまい、透視投影の状態でのフロント視点、サイド視点、トップ視点ができないといったことも起こります。

平行投影と透視投影の切り替えはテンキーの5を一回押すだけでできるので、使い勝手を良くするためにチェックボックスをはずしておくことをお勧めします。

マウス位置でズーム

この項目は 視点の操作 → ズーム の中にあります。

デフォルトではチェックが入っていません。

この項目はマウスのホイールによるズームをするときにどの位置にズームするかを決めるためのものです。

デフォルトの状態だと画面のどこにカーソルを置いてズームしても画面の中央に寄ってしまい、

ズームした後に『Shift + ホイールドラッグ』(角度を変えずに視点をスライド移動)をする手間が増えてしまいます。

このチェックボックスにチェックを入れると、ズームアウト → 対象にカーソルを重ねてズーム をすることでキーボードを使わずに画面の中心に映したいオブジェクトや頂点を変えることができます。

チェックを入れていない場合

チェックを入れている場合

操作をスムーズに行うため、チェックしておくことをお勧めします。

テンキーを模倣

この設定は 入力 → キーボード の一番上にあります。

テンキーによる視点変更とはテンキーを押すことでできる以下の操作のことです。

0キー - カメラ視点
1キー - フロント視点
2キー - 下方向に15°回転
3キー - 右サイド視点
4キー - 左方向に15°回転
5キー - 透視投影 ・ 平行投影の切り替え
6キー - 右方向に15°回転
7キー - トップ視点
8キー - 上方向に15°回転
9キー - 反転

テンキーを押すだけで視点を切り替えることが出来る

キャラクターを絵からモデリングするときには下絵と3Dを合わせるため、このフロント視点やサイド視点は欠かせないものでしょう。

ですが、一部のノートパソコンなどはテンキーがついていないことがあります。

その場合にテンキーの視点変更のショートカットをキーボード上部の数字キーに割り振るための項目がこの設定です。

しかし、良いことばかりではなく、この設定にチェックを入れることで元から数字キーにあった

(編集モード時) 1 - 頂点選択モード ・ 2 - 辺選択モード ・ 3 - 面選択モード

(オブジェクトモード時) 1 ~ 0 コレクションの表示・非表示

のショートカットが上書きされて使えなくなってしまいます。

これらの上書きされてしまう操作は画面上のアイコンをクリックすることからも行うことができます。

テンキーの視点変更も上下左右の4方向は Altキー + ホイールドラッグ などの操作で可能ですが、

テンキー 2・4・6・8 の 『視点を15°回転』 は代替できる操作がないので、

結論としてはテンキーがない場合はチェックを入れて数字キーにテンキーの操作を割り振ったほうがいいと思います。

テンキーがある場合は同じショートカットが2つに増えるだけなのでチェックを入れないほうがいいです。

アンドゥ回数

この項目は システム → メモリーと制限 の中にあります。

このアンドゥ回数とは 『Ctrl + Shift』(1つ前に戻る) を行える回数のことです。

この数字を増やすと作業のやり直しが効く範囲が広がるのですが、

増やせば増やすほどメモリの消費も増えます。

こまめな保存ができている人には必要はないのですが、

ちょっとしたミスを見つけてしまい戻りたいときに、このアンドゥ回数が足りずに泣く泣く前のファイルからやり直す……といった経験をしてから私は80に設定しています。

また、2.8からマテリアル等の変更もアンドゥできるようになったので、2.79でアンドゥ回数が十分でも2.8で足りなくなることもあると思います。

メモリに余裕のある方は増やしておくことをお勧めします。

まとめ

今までの設定を全て適用すると以下のようになります。(テンキーがない場合の設定)

もちろん、この設定は私が個人的にいいと思った設定なので、人によって使いやすい設定というのは違うと思います。

その最適な設定を探す手助けにこの記事がなれば幸いです。

では、快適なBlenderライフを!

 

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