Blender ブログ

今、Blender 2.83をインストールした人の為のおススメの設定【前編】

8月 25, 2020

こんにちは

皆さんはBlenderのバージョンは何を使っていますか???

昔からいろんなアドオンを入れてる人や、新しいUIになれない人は2.79だったり、

最近インストールした人やこまめに更新してる人は今年の8月19日にリリースされた2.83.5でしょうか?

私はどちらかというと前者で、2.79をずっと愛用していました。

ご存じのとおり、Blenderは去年の7月にVer2.8が正式にリリースされ、初心者にとって非常に使いやすいUIに変わりました。

 

2.83になりよく使うツールがアイコン表示され、視覚的にわかりやすくなった

 

しかし、私は新しいUIに慣れることすら怠り、1年近くずっと2.79にしがみついていました。

そんな私に先日、後輩にBlenderに使い方について教える機会があり、

さすがに1年前のリリースかつ一般的に使いにくいと言われている2.79をインストールさせるわけにもいかずに

名残り惜しさを感じつつも最新のBlenderを教えるために最新の2.83.5をインストールしました。

その時に最初に表示される設定に分かりにくいところがあったので、今回はそれについて解説していきます。

起動直後の設定

Blenderを初回に起動するとまず、最低限の設定ができるウィンドウが表示されます。

(うっかりウインドウを消してしまったり、初回起動後にそのままBlenderを閉じてしまった人は後述の『設定しなおしたいときは』を読んでください)

項目が5つあり、上から順番に

Language - 言語

Shortcuts - ショートカットキーと対応する操作の組み合わせ

Select With - 左右どっちのクリックで頂点やオブジェクトを選択するか

Spacebar - スペースバーを押したときの挙動

Theme - 画面テーマ です。

 

Languageは日本語もあるのでそれを選ぶことをお勧めします。

 

ShortcutsはBlender・Blender27X・Industry Comoatibleの三種類から選べます。

Blenderは現行のショートカット、

Blender27Xはバージョン2.70(2014年3月) ~ 2.79(2017年9月)の時のデフォルトのショートカット、

Industry Comoatibleは他の3Dソフト(Mayaなど)のショートカットを含めた業界互換となっています。

Blenderの過去バージョンを使っていた人は2.7Xに、

Mayaなどのソフトを使っていた人はIndustry Comoatibleに、

他の人は特に理由がないならBlenderでいいでしょう。

あくまでここでは一括で設定できるというだけなので、のちに一部のショートカットを変更することも可能です。

 

Select Withは左右の使いやすい方を選ぶといいでしょう。

これも過去バージョンに慣れている人以外はデフォルトの左クリックのままでいいと思います。

(今は左クリックがデフォルトですが2.79以前は右クリックがデフォルトでした)

 

Spacebarはアニメーション機能を使う方はPlayのままでいいと思います。

モデリングをメインにしたいという人はToolに選択するのも選択肢の一つだと思いますが、

スペースキーを押して出てくるツールの全てが画面の左にあるものばかりです。

右にある枠がスペースキーで出てくるツール 編集モードでもオブジェクトモードでもツールバーと同じ内容

そのため、私はスペースバーには使いたい機能を調べるためにSearchを入れています。

 

Themeは画面の配色を決めるためのものです。

明るめのものやデフォルトの暗い画面や他の3Dソフトのような色合いを選択できます。

ここもこだわりがないのならデフォルトでいいと思います。

設定しなおしたいときは

詳細な設定は画面右上の 編集 → プリファレンス から行うことができます。

初回起動時の5つの項目の設定を飛ばしてしまったり、もう一度行いたいときはそれぞれ以下のような方法で設定しなおすことができます。

Language - インターフェイス(Interface) → 翻訳(Translation)から使いたい言語を選択し、ツールチップとインターフェースのチェックボックスにチェックを入れる

Shortcuts - キーマップ(Keymap)からウインドウ上部のプルダウンから選択

Select With - キーマップ(Keymap) → プリファレンス(Preferences)内のSelect With Mouse Button

Spacebar - キーマップ(Keymap) → プリファレンス(Preferences)内のSpacebar Action

Theme - テーマ(Themes) ウィンドウ上部のプルダウンから選択

 

他のソフトやアドオンとの互換性のために

ここまでの設定が完了したならばBlenderは問題なく使うことができます。

しかし、海外製のアドオンを導入したり、他のソフトと合わせて使う場合は変えておきたい設定があります。

それは言語についての設定です。

具体的には Language - インターフェイス(Interface) → 翻訳(Translation)の中にある 『新規データ』のチェックボックスです。

この設定で何が変わるのかといいますと、新たに生成したオブジェクトの名前が変わります。

例えば平面を追加するとき、このチェックボックスを入れていると生成されるオブジェクトの名前が『平面』に

チェックを入れていないと『Plane』になります。

「それだけ?」と感じる方もいるかもしれませんが、これが結構重要な設定です。

日本語や全角英数字は2バイト文字という半角英数字の2倍のデータ量を持つ字で、英語圏では基本的に使われていません。

そのため、海外の1バイト文字だけを使うことを前提としているプログラムやソフトなどに2バイト文字が含まれたデータを読み込ませるとエラーが起きる場合があります。

よってチェックを外しておくことをお勧めします。

もちろん、これはファイル名やディレクトリについても同じことがいえます。

ファイルを保存するときはなるべく1バイト文字を使い、ドライブの直下などの日本語のファイル名が入らない場所に保存しましょう。

まとめ

ここまでの設定を全て適用すると以下のようになると思います。

(テーマは割愛)

インストールした後に知ったことなのですが、Blender 2.83は2年間近くサポートを続ける長期リリースになるそうで、

2.9がリリースされた後も2.9への重要な修正は、定期的にBlender 2.83にも移植されるようです。

もし、あなたが2.79を使っているのならば2.83をインストールしてみてはいかがでしょうか?

2.79に入れたアドオンを消したくないという方はインストールフォルダを変えることで過去バージョンとの共存も可能です。

 

筆者のデスクトップ画面

今回の記事では最初の設定についてあっさり説明させていただきましたが、

後半の記事では初回起動時のウィンドウでは設定できなかった項目のおススメの設定について書いていきます。

そちらもよろしくお願いします。

後半の記事はこちら

今、Blender 2.83をインストールした人の為のおススメの設定【後編】

久方ぶりです。 前回の記事に引き続きおススメの設定について紹介していきます。 前半ではインターフェースなどの設定が主でしたが、今回は操作性の設定がメインになります。 前半の記事はこちら   ...

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