前回の記事で『Oculus Quest』の導入を熱く語りました。
-
-
初めてのVRゴーグル2020年版のおすすめ:Oculus Quest 【導入編】
スマホじゃない、もっとリッチなVRを手軽に始めてみたい!でも何を買って良いのかわからない! そんな方多いと思います。 VR歴2年、VRゴーグル4台とVRPC4台を所持する私から初心者におすすめするのは ...
続きを見る
また、他の記者の方は、実際のセットアップの手順も書いております。
-
-
Oculus Quest セットアップ講座①:セットアップはスマホから
こんにちは!山大VR部の新参者、ナツキと申します! コロナで外に出れないから、ちょっとVRの世界に飛び込んでみようかな…… そう思っている方も多いのではないでしょうか。 中には「もうVRゴーグル買った ...
続きを見る
そこで、さらにQuestライフを満喫できる便利なアイテムを紹介しますので是非参考にしてみて下さい!
すべて私が実際に使用して、有効だったアイテム6選です。
目次
おすすめの強化アイテム
『eneloop』(単3充電池)
Oculus Quest本体はスマートフォンと同じUSB-Cの充電器で充電できますが(充電器付属)、コントローラには単3乾電池が左右に1個づつ必要になります。
電池持ちは体感10時間近くは持ちますが、それでも毎回乾電池を利用すると電池代が馬鹿になりません。
なので私は定番の充電池、eneloopを試してみました。
結果から言えば問題なく利用できます。
ただし、充電池は電圧が1.2Vと乾電池の1.5Vより低いため、システムは電池が減ったと勘違いし、コントローラの電池残量表記だけは早めに減ります。
なお、Oculus Questに付属の単三乾電池は液漏れ報告が多数出ており、接触不良等に見舞われるとのことなので、使用しないことが推奨されます。
昔はノーブランドの銀色のものでしたが、最新では三菱の金色のものに変更されてるみたいなので改善されている可能性もあります。
【注意喚起】
Oculus QuestやOculus Rift Sに購入時に付属している乾電池は使わない事をお勧めします。
これまでも付属電池が液漏れを起こしたことがありましたが今回は開封時点で、すでに液漏れしていました。 pic.twitter.com/J3fRcEcqye— アストネスてんちょー (@yoshi10cho) April 14, 2020
公認USB-C & USB-A 3.0 ケーブル (Oculus Link用)
Oculus Questをパソコンに繋いでPCVRとして使う『Oculus Link』を利用するには、USBケーブルを用意する必要があります。
これには、いくつかのケーブル仕様条件や、プレイ中のケーブルの長さを確保する必要があったのですが最近条件が緩和されたようです。
付属の充電ケーブルでoculus Linkを使えるようになったみたいです。昔は使えなかったのですが随時アップデートされていて素晴らしいですね。
oculus Quest 付属ケーブル | 旧Oculus Link推奨USBケーブル | |
端子 | USB-C(L字) ↔ USB-C | USB-A ↔ USB-C |
長さ | 3m | 3m |
規格 | USB2.0 Power Derivery対応(65W確認済み) | USB3.0 |
価格 | 付属 | 1199円 |
実際に試した所、付属のUSBケーブルでもOculus Linkを使用することが出来ました。
旧推奨ケーブルと比較しても特に違和感はありませんでした。
ただし、付属のUSBケーブルは両端Type-C形状であるため、Type-Cポートが無いPCには接続できません。その時はこのケーブルを使って下さい。
ケーブル条件が緩和されたことから、もしかしたら5mケーブルを使えるかもしれません(未確認)。付属の3mは若干短くてケーブルが突っ張ることもあります。
なお価格は10,200円もしますが、公式サイトで販売中のOculus Link用ケーブルもあります。
長さ5mの光ケーブルであり、既存のケーブルより長く柔らかいので、もっと快適にプレイをしたい方はぜひ。
専用キャリングケース
NiceCool Oculus Quest (オキュラス クエスト) キャリング ケース(Amazonより)
購入時の箱も割とコンパクトではありますが、外に持っていくには多少大きい(38×23×13cm)のが難点です。
家の外にQuestを持っていったり、部屋での収納にはキャリングケースがあったほうが便利です。
購入時の箱とサイズは大して変わりありませんが、取っ手とチャックが付いているため、持ち運びも収納もお手軽です。
蓋にはファスナー付き収納ポケットが2つ付いてますので、小物やケーブルも収納できます。
シリコンコントローラケース
Kiowon 保護カバー Oculus Quest/Rift Sゲームハンドル対応 シリコンケース(Amazonより)
VRではコントローラをよく振り回します。
プレイに熱心になり過ぎると稀に部屋の周りの物にコントローラをぶつけてしまうことがあります。
そんなときにこのシリコンカバーがあるとコントローラや部屋のものを多少なり保護してくれます。
紹介しているシリコンカバーはトラッキングトラブルも無いのでおすすめですよ!
ヘッドセット レザー クッション
Newzerol For Oculus Quest VR用 レザー クッション 保護カバー 汗染み防止(Amazonより)
ただでさえQuestはバッテリー内臓で重いのですが、さらにヘッドバンドが硬い為、個人的にあまり長時間つけていると頭が痛くなってきます。
VIVE PRO等のPCVR専用機では何時間でも装着していられますが、Questは1時間がやっとでした。
そこでこのレザークッションをQuestに装着するとヘッドバンドが柔らかくなるので、標準のQuestより長い時間ゴーグルを装着していられます。
それでもVIVE PROの装着感には敵わないのがQuestの数少ない難点です。
マジックバンド
AMPCOM 結束バンドマジックバンド 幅2cm 長さ200cm 5色 (5枚セット10m)(Amazonより)
QuestをPCに繋いでPCVRとして使うOculus Linkをする場合、写真のようにUSBケーブルが真横から激しく飛び出します。
何も対策をしないままVRのプレイで動き回っていると、端子に負担がかかり、そのうち本体側の端子が壊れてしまいます。
そうならないために、このマジックバンドでケーブルをヘッドバンドに固定することで端子にかかる負荷を低減させて、Questを壊れにくくしましょう。
また、面ファスナー方式で何度も付け外しできるので、USBケーブルを収納する時の結束用にも使えますので便利ですよ!
おわりに
Oculus Questだけでも十二分に楽しめますが、上記のアイテムを付け足すだけでぐっと快適になります!
楽しいVRライフに活用してみて下さい。
次回は、Quest単体で楽しめるアプリを紹介します。