IoT ブログ

5G到来によって、IoTを取り巻く環境はどうなる?

4月 16, 2020

2020年3月25日~26日にかけて、大手通信キャリアが5Gのサービス開始を発表いたしました。
アメリカや中国、韓国ではすでに5Gの利用が本格化しています。
その5Gが具体的に現在のIoT産業にどのような影響をもたらすのか、今後どのようなジャンルに活用されていくのか検討してみました。

そもそも5Gとは?

そもそも5Gとはどのようなものなのでしょうか?3Gから4Gへの変換時は通信速度の向上が主な成果でした。
これにより、you tubeなどの動画サイトをスマーフォンを視聴する機会が増え、現在ではテレビに勝るとも劣らないコンテンツへと成長しました。

対して、4Gと5Gの違いは、「高速・大容量」、「低遅延」、「多数端末の同時接続」の向上であると言われています。
具体的には、2時間の映画をたった3秒でダウンロードできる、中継などの配信をほぼリアルタイムで100台以上とつながることができる、というものです。
単なるスマートフォンの通信速度向上のみならず、様々な業界やサービス、製品の性能や効率化を助けることができる可能性を秘めているのが5Gです。

5GがIoTの普及を後押しする

3Gから4Gへの変換で大きく成長したのが、スマートフォンでした。
一方、5Gへの変換で期待されているのが、IoTやAIなどの自動化システムです。
先述したように5Gの利点は「高速・大容量」、「低遅延」、「多数端末の同時接続」です。
これにより、今までは小規模でしか展開できなかったシステムの大衆化を進める事が可能となります。

ドローン、作業ロボットの複数同時接続

1つの端末で複数の作業ロボットを操作することができるようになると、狭所や危険を伴う場所での作業をより効率的に行うことができます。
また、ドローンの複数端末操縦によって、宅配の自動化ができるようになるかもしれません。

 

自動運転の性能向上

ほぼリアルタイムでのデータ送受信が可能になるので、現在各国の自動車メーカーが総力を上げている自動運転の開発が今後飛躍的に向上することが予測されます。
現在、渋滞時の追走や急ブレーキ等は実装されていますが、渋滞情報を察知して迂回路を検索したり、対向車線や交差路の車両情報を察知して事故を未然に防いだり、未実装の分野の突破口となり得ます。

 

現在市場に出ているIoT商品に5Gの機能が加わるだけでも、その成長が期待できます。
ここから5Gが普及することでさらに新たなビジネスが生まれ、iPhoneのように世界的シェアを取ることができるかもしれません。

 

IoTが期待される業界とは?

日本国内の労働人口が減少していくことは、避けられない現実です。
その中で、生産性を上げていくためには、やはりIoTを筆頭に業務の効率化を図ることが必須となります。
私個人的には、農業や畜産、介護へのIoT導入が今後重要視されてくると考えています。
命を取り扱う業種故、少しの遅延が大きな事故になりかねないという懸念を5G導入によってクリアになることを期待しています。
また、増加するオンライン販売による物流の解消にもつながると思います。

ドローンが空を飛び交い、ロボットを使って作業を行う、そんな時代がすぐそこまでやってきています。
そんな時代の変革期に何ができるのか、考えることこそが人が今後担う仕事になるのでしょう。

 

-IoT, ブログ

© 2020 IoTプロトタイピング・VR・AR・Unity メディアラボ